32日目

神楽岡公園〜RH「ブンブンハウス」

思い返せば長い一日。朝からいろいろなことがありました。
今日で休憩日も終わり、明日からは峠越えがはじまります。
待ってろ、納沙布岬！

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いつもなら夜に寒さで起きるのだが、今日はそんなことは無かった。さすがダウンの寝袋、暑いぐらいだ。だが、別の問題が発生したのだった。

寝心地がよすぎる！なにこの快適空間！動きたくねー！旅？もうここが終着点だよ！

と、寝袋の中でうとうとしていたら時刻は9時。さすがに寝過ぎた。外では公園の管理の人が公園の整備を始めたし、ゆっくりしていられない。
昨夜は雨が降り、テントは濡れていた。今日は快晴で、気持ちのいい日差しが降り注ぐ。が、公園内は木々に阻まれ日差しはなかなか届かない。日向にテントを動かせばすぐに乾きそうだが、動かすのも面倒だ。とりあえずできることからやろう。
昨日買ってきた戦利品を整理し、持ち歩くものと実家に送るものに整理。よし、郵便局で配送しよう。テントは乾かす為放置し、出発。その前に、郵便局前のマックで朝食。うっかりセットで頼んだが、なんでポテトがつくだけであんなに高くなるのだろう？

さて、今日整理したもののなかに、夏物のサイクルウェアがある。風通しがよくてすぐ乾くサイクルウェアは自転車の必須アイテムだが、さすがに寒くなると逆に地獄である。しかし、これらを発送すると、手元にサイクルウェアがなくなる。実は一つ、困ったことがある。サイクルウェアの特徴の一つとして、背中のポケットがある。これが大変便利で、行動食を入れておけば走っているときでも簡単にとることができる。また、普段はラジオを入れていたり、とても便利なのだ。冬用のウェアは実家にあるが、送ってもらうのも難しい。現在来ているアウターはモンベルのストームクルーザーだが、ウェアの性能はいいのだが、本来はレインウェア。ポケットの使い勝手がいいとはいえない。ウェストポートでも導入したいが、ウェストポーチって好きになれないのだ。

マックを後にし、最寄りの郵便局へ。そしてそこでのやりとり。

亀猫「ゆうぱっく送りたいので段ボールください」

店員「ちょwwwここ郵便局なんですけどwwwホームセンターで買ってこいよwwwwww（意訳）」

こんなやりとりがあって別の店舗へ。問題なく段ボールを入手し、発送。そこの店員さんはいい人で、いろいろとお世話になりました。最後には餞別にタオルもいただき、ありがたい限りです。
次はホームセンター。買うのは予備のガス。が、3本パックでしか売ってないのな。単品は無いものかと探すと、あるにはあったが、アウトドアメーカー純正の一本400円のものだけ。ぬう…高すぎる…。秀岳荘では高すぎて買えなかったマグカップなども物色するも、イマイチ格好悪いのでやめる。結局ジャージの下だけ買ってテントへ戻る。ジャージは寝間着で、いままでハーフパンツだったがさすがに寒くなってきたので。
テントに戻ったのはちょうど12時。どうも雲行きが怪しい。雨は降らないだろうが、黒い雲が発達しつつある。キャンプ場の炊事場は町内会（？）がバーベキュー中で、昼食は作れそうにない。とりあえずテントを撤収。ブルーシートを敷いていたが、テントの底面の一部が濡れていた。折り込みが甘かったか？ムーンライトテントは形が特殊なので、ブルーシートではうまくフィットしないのだ。
テントを乾かそうとするも、日差しもなく風もない。妥協点を見つけて出発。時刻は1時過ぎ。今から旭山動物園行ってもあまり見れないなー…。
しかし腹が減った。どうしよう？セイコーマートで何か買う？そんなとき、マックの看板が見えた。

「よし、マック行こう。」