29日目

天塩川温泉リバーサイドキャンプ場〜ライダーハウス「ブンブンハウス」
調子が良かった一日。ひたすら走っていました。
明日は旭川でまったりします。



最近はテントの中が心地よすぎてしょうがない。一月前までは収容所に入れられた気分であったが、今やリゾートホテルもびっくりの快適さだ
おかげでテントからなかなかでられない。とりあえず自分の中で7時には出るようにしている。
昨夜は遠くの空が光っていたが、頭上は晴れていた。しかし、今朝は一面の曇り空。しかしテントに夜露はばっちり降りていた。日差しも風もなく、これは大自然の力だけでは乾きそうにない。
タオルでフライシートに着いた露を払うが、タオルの吸水性では吸いきれない。吸水用のタオルを買うべきか?しかし今日から新たな問題に直面する。フライの内側が結露していたのだ。そういう季節か…。
テントを乾かしつつ朝食の準備。最近は朝カレーを食べるようにしている。というのも、朝カレーを食べると午前中ものすごく調子がいい。カレー最高である。しかし、今朝の分でカレーの在庫が無くなってしまった。旭川で補給しなければ。
昨日行動を共にした(昨日の記事まだアップしていませんが、午後から一緒でした)日本一周チャリダーは先に出発。元気にやれよ!
なかなかテントが乾かないので、妥協点を見つけて出発。久しぶりの曇り空。やっぱり気分も晴れない。しかし今日は追い風なので、ぐんぐん距離を伸ばす。
旭川まで遠いと思ったが、調べるとここから120キロの距離だった。頑張れば一日で行ける距離だ。でも今日は名寄のあたりで泊まって、明日に到着しよう。余裕を持って行動するのが一番だ。
ぐずついた天気の中、道の駅「びふか」に到着。カボチャコロッケが有名なので、食べてみるが、う〜ん…。
その後名寄市街に思いの外あっさり到着。時刻はちょうど12時で、町にはサイレンが鳴り響く。とりあえずセイコーマートカツゲンを補充し、再出発。
西の空が真っ黒だ。というか明らかに降っている。風も西風だし、雨雲に包まれるのも時間の問題か。雨がぱらつき始め、道の駅へ急ぐ。が、思いの外天気は持ち、道の駅「もち米の里☆なよろ」に到着した。ここで昼休憩。シュークリームが美味しそうだったのでカスタードのクッキーシューを食べる。美味しいことは美味しいが、驚くほど美味しくもない。併設された食堂で昼食。もちかき揚げ丼なるものが気になって頼んだが、なかなか良かった。かき揚げと一緒に小さな餅がいくつか揚げられており、なかなかのボリュームだった。
当初つくも水郷公園にキャンプ予定だったが、新たな目的地を三笠山自然公園に決める。順調にいけば日没までには着きそうだ。
道の駅「絵本の里けんぶち」に到着。予想を遙かに上回るペースだ。道の駅でコーヒーを頼み、どうしようか考える。なぜか今日は調子がいい。旭川まで行けるんじゃないか?と勘違いするほどだ。ツーリングマップルを開き、ある場所に目星をつけた。時刻は3過ぎ。距離20キロ。行ける!
本当に今日は調子がいい。向かい風なのだろう、と思っていたが、旗は横になびいていた。道は緩い登り坂。あれ?私レベルアップした?などと勘違いしつつ進む。
そして5時ごろ比布駅近くに到着。今日の目的地は、ライダーハウス「ブンブンハウス」。久しぶりのライダーハウスだ。たまには屋根と壁のあるところで寝たいのだ。
が、ライダーハウスは見つからない。うろうろするが、それっぽいのは見つからない。迷いに迷い、道路標識にブンブンハウスの看板があるのに気づく。看板に案内され、やってきたのは比布駅。比布駅の駐輪場の横がライダーハウスだったのだ。分かりにくい…。
駐輪場に二人のライダーがいて、ちょうど入るところだった。ブンブンハウスはかなり昔からあるようで、二人とも数年ぶりに来たそうだ。
使用料は300円。建物は古さを感じないきれいな場所で、寝るところは座敷。コインシャワーとコインランドリーがあり、建物の横には自炊スペースもある。300円でこれはかなり快適である。
今日の利用者は私を含め三人のようだ。私は荷物を置いて食事へ。近くに食堂でもあるかと思ったが見つからず、結局国道まで出てしまった。手ぶらで帰るのも嫌なので、コンビニで買い物をして戻る。結構高くついてしまった。
自炊スペースにライダーの一人が調理中だったので、一緒に食事。いろいろと話をし、冷えてきたので建物の中へ戻る。


今日は特にどこにも寄らず走ってばかりでした。が、今日は調子が良く走っていて楽しくてしょうがなかったです。フル装備の自転車でここまで走るのが楽しいと思ったのは久しぶりです。
明日は秀岳荘で装備を整える予定。だったのですが、明日は月曜日。なんと定休日なのです。ということで明日は強制的に休憩日です。
せっかくなので、旭山動物園にでも行って癒されてこようと思います。