22日目

朝日公園キャンプ場〜鏡沼海浜公園ライダーハウス

淡々と進んだ一日。
いろいろあって当日中に更新できなかったので、翌日に書いたのだが、昨日のことってよく覚えてないよね。
え?私だけ?
そんなわけで文章量少なめです。



昨日のブログ更新直後、南の方からザーッという音が近づいてきて、一気に降り始めた。かなり強い。しかし屋根の下なのでテントに雨が当たる音がしないので、なんだか変な気分。
そういえば昨日明かりが無いとボヤいていたが、気が付いたら点灯していた。まさか管理人がブログを呼んだのか!?
例によって2時間おきに枕の空気を補充しながら寝ていると、外では本格的に降り始める。風も出てきて、東屋の中なのにテントに雨が当たる音がする。ペグを打っていないので、風が吹く度テントが飛びそうにもなる。だが、案外熟睡できるものだ。
6時起床。小降りながらまだ雨は止んでおらず、今日は雨の中走行かな?とちょっとダウナーな気分だ。それにしてて北海道の朝は寒い。とりあえずコーヒーを飲もうとお湯を沸かすが、インスタントコーヒーが見あたらない。使い切ったか?美味しくないので早く使い切りたかったので丁度いい。仕方なく抹茶オレを飲むが、直後に大量に見つかる。
寒いので朝からカレーを食べて体を温める。カレーの効果は絶大だ。体が火照って仕方ない。気が付くと雨も止んでおり、雲の切れ間も見え始めた。強い風のおかげでテントもすぐに乾きそうだ。
天気の安定を待って出発。時刻は8時半。いつもより遅いが、今日は昨日一昨日みたいに100キロも進まないのでいのだ。
昨日に比べて風がなくて楽だな、なんて思ったのは勘違いで、海沿いに出るとオロロンラインの洗礼を受けることとなる。風力発電のプロペラは、今日も元気に回っていました。

10時半に第一の目的地、道の駅「しょさんべつ」に到着。天気が悪いので景色が微妙だが、晴れていれば絶景だったろう。喫茶店でコーヒーを頼んでしばし休憩。しかしこの味のコーヒーで300円は高いな。なんて思うが、後々これが安いことに気づく。
座った席の下にコンセントがあったので、電源を少し失敬させてもらう。そのとき、ついでにモバイルバッテリーを充電しようとしたが、充電されない。理由は簡単、充電ポートが壊れていた。どんだけ作りがもろいんだ、バッファロー!ということで、あと2回ぐらいしか使えない使い捨てバッテリーとなった。高かったのに!稚内まで電源が持てばいいが…。
というわけでiPhoneフル充電までコーヒー一杯で粘る。すると「おかわりいかがですか?」とのこと。なんとおかわり無料だそうだ。300円で飲み放題は安い。なんて思ってガストが恋しくなる。随分行ってないな、ガスト。
その後もたんたんと進み、次の道の駅で昼食。どうにも騒がしい道の駅だったので、あまり休まず次の道の駅へ。
やっぱり淡々と進み天塩に到着。道の駅でキャンプ場調べると、少し戻ることに気づく。キャンプ場は今日祭りがあっていたらしく、たくさんの人と誘導員であふれていた。はじめ事情を知らなかったので、人気のキャンプ場なんだな〜とか思っていた。
ここはライダーハウスが格安なので、管理棟で手続きをしてライダーハウスへ。
ライダーハウスは3棟あり、内二つが男性用。近い方に入ったら、中には大量の荷物が。先客がいたので、満員ですか?と聞くと、二人しかいないようだ。大量の荷物は別の一人のものだった。その荷物の持ち主が帰ってきてからが大変だった。なぜなら、宴会が始まってしまったからだ。ライダーハウスに入ったのが4時頃。それから日付が変わるまで、騒いでいた。最終的に私を含め4人で飲むこととなり、話が盛り上がってしまったのだった。
なんだかんだ言っても旅人同士で話すのはおもしろい。当たり前に旅人が集まり、こうやって話ができるのは、北海道だけだろう。改めて北海道のいい意味で異質な感じに気づいたのだった。