明相求9 組立開始!


パーツもだいぶ届いたので、一通り組んでみました。雨降し切る中、雨を浴びながらの作業です。そして蚊も多い。普段は空調の効いた部屋の中で作業しているので、効率が悪くて仕方ない。下は深い芝生なので、パーツを落としたらなかなか見つけられない。ベアリングなんかは永遠に見つからないと思って間違えない。
ちなみに、欲しいハンドルはなかなか届かないので、ハンドルは安物のアルミハンドルで代用しています。
それにしても、頼んでいるパーツがなかなか届かない。そろそろ届いてもいいはずなのに、なぜ?
そこで荷物を調べてみると、とんでもない事実が分かったのだった…。

古い住所に届けてましたー!そりゃ届かないよ!



お盆を空けたら出発しようと思っていたものの、遅れに遅れている。パーツが集まったら組み立てようと思ったが、方針を変えてできることからやっていく事にした。ハンドルなどが代用品なので、正規品が届いたらワイヤーなども交換の可能性あり。
どうでもいいが、私はワイヤーの処理が苦手である。あまりスマートに組み立てることが出来ない。ゼロから組み立てるとなると当然ワイヤーもゼロから。古いやつを参考にしたかったが、うっかり捨ててしまい、手探りでワイヤーやケーブルを組んでいく。
ロードバイクに慣れているので、MTBのワイヤーの取り回しが不慣れ。苦手+不慣れで半日かけてやっと形になっていく。

MTBに詳しくないので断言できないが、トップチューブの上にすべてのワイヤーを通すのが珍しく感じた。ダウンチューブ、ボトムブラケット周りにワイヤーが通らないので、オフロードを走る際ワイヤートラブルを無くすのが目的だろうか?しかしオフロードを走らない私には利点はなく、難点が目立つ。難点といえるかわからないが、個人的に厄介だったのがフロントディレーラーが上引きだということ。下引きばかり触ってきているので、ワイヤーの取り回しは苦手だが、これはそもそも分からない。わかれば簡単なのだが、見慣れないものには面食らう。

組立ついでにヘッドパーツのグリスアップ。ぎょっとするような光景を期待していたが、思いの外汚れていなかった。

摘出。ベアリングにも目立った傷もなく。再利用には全く問題無さそうだ。

グリスを詰めなおし、元通りに。グリスはもちろんデュラグリスです。

そして前後キャリア装着。ついに夢の前後にキャリア装着です。前はミノウラのMT-3500SF、後ろは同じくミノウラのMT-800Nです。リアキャリアは前回スリムなタイプだったので、天板の広さにびっくり。これならテントを乗せても安定しそうだ。ロープを引っ掛ける突起もあるし、使いやすそうだ。フロントキャリアは人生初の存在。

さしあたって前回の旅の友、タイオガのサイドバッグを付けてみる。リア用のバッグなので、バッグの底が地面に付きそうだ。肝心の強度は問題無さそうである。


とりあえずこのように組みあがり、走ろうと思えば走れる状態である。しかし前回まで解説していた3つのルは1つも届いていないので画竜点睛に欠く感じである。
もうすぐお盆も終わる。パーツが届くのを待っているだけでは面白くない。なので、ありあわせのパーツで試験走行しようと思ってます。
前々から阿蘇山を周る計画をしていたし、それを今実行に移すつもりです。神奈川福岡編で使用した装備をそのまま使えば、長期間の行動に耐えられるのは証明されてますし。しかしそれだとせっかく付けたフロントキャリアは無用の長物になってしまうのが難点です。せっかく付けたので、なんとか利用したいと思います。

出発時期ですが、明日から!というノリは家族がいるのでできません。家庭の事情が落ちつたいたら出発します。