明相求7 3つのル「ハンドル選び」


お盆明けになると思ったパーツの到着。しかし思いの外早く、本日届いちゃいました。すぐに作業に取り掛かりたかったのですが、実家が今日からお盆入り。家の掃除やらで作業は夕方までお預けでした。
しかし作業を始めても、ハンドルがないのでワイヤーを付けられず、パーツは全て仮止め。
今日はそんなハンドルの話。

ちなみに今回グリップにはエルゴンのエルゴノミックグリップを使います。分かっちゃいたがダサい。しかし、乗り心地のためには背に腹は代えられない…。いや、ダサすぎる…。

さて、パーツ交換で最も違いが分かるのがハンドルです。自転車の顔でもあり、外から見た際の自転車の印象はもちろん、乗車姿勢、乗り心地も大きく変えることができます。
で、単刀直入に言うと、今回カーボンハンドルを試してみようと思ってます。自転車のハンドルの材質は現在アルミが主流ですが、カーボンもメジャーな材質です。アルミに比べ高価ですが、軽く、振動吸収性に優れています。長距離の行動になるので、振動吸収性を目当てにカーボンハンドルを狙っているわけですが、カーボンハンドルを選択するには少しリスクが伴います。
というのも、カーボンの弱点と言われているのが「耐久性」です。およそ2万キロを走る日本一周に、カーボンハンドルは耐えられるのか。もちろんたかが2万キロです。比較的新しい私のロードバイクも1万キロは軽く走っており、特に問題は起こっていません。フルカーボンロードバイクに長く乗っている人は、数万キロは走っているだろうし、そういう人が頻繁にハンドルやフレームを交換しているという話はあまり聞きません。つまり、「多分大丈夫だろう!」というのが私の結論。
しかしカーボンハンドルは高い。アルミの普及ハンドルが1000円ほどで買えますが、カーボンハンドルは軽く1万円。一本買う価格で10本行けます。価格分の効果はあるのか?カーボンパーツを使ったことがないので、その性能には半信半疑です。カーボンハンドル買う金でホテル3泊できるわけで、そう考えると、ねえ…。
だが、買ってみないことには分からない。何、金ならあるさ。


今日パーツが届き、ひと通り組み付けてみた。そして、とりあえずアルミフラットバーを付けて全体のバランスを見たが、フラットバーだとハンドル周りが少しさびしい。乗車姿勢もスポーツよりコンフォート寄りにしたいので、フラットバーではなくライザーバーの方がいいのかもしれない。
パーツが届いたおかげでバランスが分かったのが良かった。3つのルといった最後のパーツ選びにとても参考になる。明日以降はお墓の掃除などで自転車はいじれないが、お盆を空けたらいよいよ本番だ。とりあえず阿蘇山一周で最終調整し、北を目指そうと思います。


ちなみに、いくつか注文し忘れたパーツを発見。例えばシートポストを固定するシートピン。また、現在細めのスポーツタイヤなので、耐パンク性、耐摩耗性の強いタイヤに変えておこうと思います。


(追記)
ハンドル選びで一言。結構真剣に検討していたのがタイテックのHバー(Iバー)。かなり特殊な形で、ドロップハンドル並みのポジションが取れるのが特徴。長距離にはかなり良さそうだ。あといい意味で目立つ。こういうゲテモノハンドルが好きで採用したかったが、フロントバッグとの相性、クイルステムにつかないため(なんちゃって)アヘッド化する必要があること、そしてどこにも在庫が無いことから不採用となった。マルチポジションハンドルというものもありますが、あれはダサいので眼中にありませんでした。エルゴンのグリップも同じぐらいダサいですけどね。格好いいよね、Hバー。