神福四日目 静岡県島田市ホテル〜静岡県浜松市ホテル



/(^o^)\

※ちなみに昨日水没させた旅レコは復活しました

朝起きてから体が重い。チェックアウトギリギリまで粘って休み、重い体を引きずって出発しました。出発早々坂道の連続。そして降り注ぐ日光。なけなしの体力もすぐに底をつき、15分に一回のペースで休むほどに。

しかし美しい景色だ。実家の周囲も田園風景ということで、私はこういう景色を見ると落ち着きます。しかし何を育てているのか?実家の周りは稲ばかりなので、見慣れないものに興味を示した。そしてすぐに理解した。茶葉か。そういえばここは静岡だった。午前中はひたすら茶畑を突き進み、愛知県を目指しました。
途中から一号線に合流し、一気に距離を稼ぎます。ただひたすらまっすぐ進むのは楽なのだが、正直退屈ではある。暑さから逃げるため、1時から2時はガストのドリンクバーに入り浸り、再び一号線を突き進む。途中に格安のホテルを発見し、5時にはチェックイン。2日に一度は野宿するつもりだったが、とりあえず疲れを取りたかった。なので、距離が稼げる夕方を捨ててまでして休んでます。このペースだと路銀が底をつくので、明日以降は野宿しなければいけません。しかし、ちょっと予想外のイベントが起きて、それどころでもなくなっています。
ホテルはビジテルほんまち。3000円以下で泊まれるのが決め手だった。昨日のホテルは昭和の雰囲気だったが、ここも昭和。昨日はお父さんお母さん世代の昭和とすれば、今日はおじちゃんおばあちゃん世代の昭和。つまりかなり古い。でも、私はこんな雰囲気が大好きです。
チェックインの前、ホテルの前で自転車を止め、サイドバッグを取り外す作業をしていた。今は全てロープで縛っているので、ワンタッチで外れない。また、テントとマットはサイドバッグとフロントバッグで両手がふさがり持って行けないので括りつけたまま。あちこち不具合があって困る。そしてさあロビーに向かおうかと思った時、iPhoneを地面に落としてしまった。やってしまった!と思った時には時既に遅し。しかしケースをしていたので大丈夫かと思ったら、運悪く液晶面が下になって落下。恐る恐る拾ってみると、そこには悲惨な光景が広がっていた。それが冒頭の写真。フロントガラスが割れ、見ようによってはおしゃれだが、当の本人は笑っていられない。この旅でもっとも重要な機器であり、これが無いと生きていけない。幸運だったのがフロントガラスが割れただけで、問題なく動く。しかしヒビだらけでとても見づらい。調べて見ると、どうやら名古屋に修理業者があるらしく、そこに持ち込むしかない。距離にして100キロ。朝から出発すれば、営業時間には間に合うはずだ。
iPhoneが無いと本当に困る。これのGPSがあるからここまで来れた。でも何度かヒヤリハットはあたので、いつかやるとは思っていた。福岡についたら防水の頑丈なケースを買おう、なんて思っていた矢先である。修理後は新たにケースを買おうと思っています。できればハンドルバーに取り付けられるやつで。昨日マップケースに入れて使ったのが予想以上に快適だったので、これはハンドルバーに固定したほうが良さそうだ。毎回ポケットから取り出すのもまた落とすリスクが増えるし、真剣に考えよう。
そんなこんなで、今日は目立ったイベントはありませんでしたが、疲れているので休みます。明日は予定では名古屋でiPhoneを修理し、その後行けるところまで西へ行こうと思います。


話は変わりますが、ペダルをこいでいるといろいろなことを考えます。その中でも最近ずっと考えているのが、どうすれば旅が快適になるか、です。出発して4日。いろいろな改善事項が分かり、やはりぶつけ本番はダメだということが分かりました。しかしお陰で必要な物とそうでないものの取捨選択でできるようになったのは良かったと思います。福岡についてから自転車を変える予定ですが、漠然的だった日本一周用の自転車も、だいぶ形が見えてきました。しかし今はこの自転車とこの装備で走るしか無いので、不都合を気合でねじ伏せて走らなければなりません。懸念事項はタイムリミットもそうですが、だんだんとキャリアが曲がってきことです。タイヤとのクリアランスが狭いロードバイク用の小型キャリアのため、少し曲がるとタイヤと接触します。今は1センチほどしか隙間がなく、段差などでキャリアがしなった時にタイヤと剃らないか心配でなりません。なんとか福岡まで持って欲しいものです。